看護師によるメンタルケアの重要性

看護師によるメンタルケアの重要性

一言で看護師と言っても、看護師の医療における役割は様々たくさんありますね。診療、治療の補助などの直接、医療に関わる部分はもちろんですが、看護ケアの一つとして、身体的なケアに加え、精神的なケアも看護師としての重要な役割となります。

 

私が働いていた時、患者さんから「先生忙しそうで言えなくて…」「聞くのが申し訳なくて…」「実は先生には話せてないんだけど…」という言葉をよく耳にしていました。患者さんにとって医師は先生という医療の最高地位に感じ、思っていることや悩んでいることを十分に伝えることができないというケースが多いようです。

 

実際に自分に置き換えて考えてみても、医療機関を受診した時に医師に症状や思っていることを伝えきれなかったという経験はあるのではないでしょうか。そのような時、患者さんにとっては医師よりも身近に感じられる看護師がきちんと思いや悩みを受け止め、メンタルケアをしてくれることはとても重要であり、患者さんのその後の経過や回復にも影響をもたらすと思います。患者さんから聞いた情報を的確にアセスメントし、医師と情報共有をしながらよりよい治療に繋げていくことも看護師のとても重要な役割であると感じます。医師が把握することのできなかった情報を共有することで、治療方針やサポートの仕方など患者さんに一番よい方法で提供できることに繋がっていきますよね。

 

また、患者さんだけではなく、患者さんを支える家族の方々へのメンタルケアも、患者さんのメンタルケアと合わせて同じように考えていかなくてはいけません。病状告知や、治療をしていくにあたって、不安や悩みを抱えているのは患者さん本人だけではないのです。

 

患者さん自身はもちろんですが、患者さんをサポートする方々も一緒に、できる限りの不安や悩みを解消できてから治療に望む方が、断然意欲や回復過程など闘病生活は良い方向になっていくはずです。患者さんや患者さんを支えている周りの家族の思いや悩み、希望をできるだけ汲み取り、メンタルケアに繋げていくことが大切ですね。

 

「看護師さんには気軽に言えるよ。」「ありがとう!」こんな患者さんの声を聞くと、もっともっと患者さんに寄り添い看護ケアをしていかなくてはいけないなと思う日々です。患者さんのよき理解者でいられるような看護師がもっともっと増えていくといいですね。