看護計画のあり方

看護計画のあり方

患者さんに看護援助を行うにあたって、今では看護計画というものを立案して利用している看護現場がほとんどだと思います。看護計画は、患者さんひとりひとり個別性に合わせた最もよい看護援助を行えるようにするためのものであり、この看護計画を立案し、計画に沿った援助を行っていくことで、患者さんの個別性に合わせた看護援助を行うことができるだけでなく、スタッフみんなでそれぞれの患者さんに対して統一した看護援助をしていくことができます。また、援助だけではなく、ゴールを決めることでその時その時の患者さんの状態を見ながら評価を行い、状況に適した看護援助を行うというためにも看護計画はとても重要なものであると言えるでしょう。

 

看護計画には看護師側が援助を行う上で決める看護計画と、患者さんと共に目標を決め、目標に向かって治療などに意欲的に取り組むことができるように計画を立てる患者参加型の看護計画があります。どちらも「看護目標」があり、その目標を達成できるためにどんなことが必要かという項目を決め、評価までの日程を設定し、評価日までにその計画に沿った看護援助や治療を行い、評価日に目標は達成できたか、継続するか、新しい目標を設定するかを決め、また次の看護計画を立案していくという流れになります。

 

患者さんにタイムリーな援助や目標を設定できるように、長期的な目標、短期的な目標に分けて立案するのも評価がしやすくなる方法だと思います。目標は端的にわかりやすく設定することを心がけ、目標から考えた必要な日々の看護援助や観察ポイントなどを盛り込むこともとても重要です。看護計画は、その時に最適な最良の看護援助を提供したり、闘病生活を送ることができるためにあるべきものなので、個別性に合わせたタイムリーな計画の立案、評価がポイントとなりますね。

 

患者参加型の看護計画では、その計画をベッドサイドに貼るなどすることによって患者さんも意欲的に治療やリハビリなどに取り組むことができると思います。患者さんの立場に立ち、患者さん目線で一緒に目標や計画内容を考えていくことが大切です。看護師側から一方的に提案するのではなく、患者さんが望む・目指す実現可能な目標を設定したり、それに基づいた項目を上げていくといいでしょう。看護計画が有効的に利用でき、よりよい看護援助の提供ができたり、よりよい患者さんの闘病生活に繋がるといいですね。